乳酸菌の摂りすぎ・副作用、目安について

健康にいいとして、摂取するといいとされている乳酸菌。ですが、基本的に過剰摂取は悪影響を及ぼしてしまうもの。乳酸菌は、大量に取り入れてしまった時に、副作用などは起きてしまわないのでしょうか?



*摂りすぎてしまうと
大量に取り過ぎてしまった時に、大きな副作用が起きますか?という質問に対しては、基本的にはNOだと答える事が出来ます。
乳酸菌は薬ではないので、沢山とっても大きく体に悪影響を与えるわけではないのです。
ただし、お腹があまり強くない人は気を付けなくてはいけません。
沢山乳酸菌を取ることで腸の動きが活発になりすぎてしまい、下痢や腹痛などが起きてしまうことがあるのです。
この原因の一つとして考えられるのが、余分な乳酸菌の体外排出。
生きた乳酸菌でも、多すぎてしまったものや、体に合わないものは外に排出されてしまうのです。腸の動きが活発になると同時に乳酸菌の排出が行われるとなると、お腹の痛みもなかなかのもの。
倒れてしまうなどの副作用はないとしても、重大な用事がある日の朝などに沢山のヨーグルトを食べる、というようなことは避けておきたいですね。
また、乳酸菌を取り入れる時にヨーグルトや乳酸飲料を使用している場合は、糖分が含まれているものが大半であることと、脂肪が含まれているものもあるので、糖分と脂肪の過剰摂取にならないように気を付けるのが最も重要です。



*乳酸菌の目安について
乳酸菌の目安で言うと、便秘改善を目的にする場合、ヨーグルトでは200グラム以上は取り入れることが望ましいとされています。
一般的な大きめのカップのヨーグルト(450g入り)の半分くらいですね。この中に入っている乳酸菌量は、だいたい200億以上とされています。
つまり、1日あたり200億以上の乳酸菌を体に取り入れることが、専門家としては推奨しているという事になります。
サプリメントの場合はあまり気にしなくてもいいのですが、ヨーグルトの場合は先ほど記述したとおり、糖分と脂肪分には気を付けなくてはいけません。
トッピングを沢山してしまうとかえって余分なエネルギーを取り入れたりしてしまうので、ヨーグルト選び、トッピング選びは慎重に行うようにしましょう。



乳酸菌摂取の1日当たりの目安と、大量摂取に関するちょっとした障害のお話は以上となります。是非とも自分の体質に合わせて、乳酸菌を効率よく取り入れていくようにしていきましょう。